ジュースクレンズ前後の準備食と回復食
減量目的や胃腸の不調など身体の悩みを解決するファスティング方法の一つ「ジュースクレンズ」。
ジュースクレンズとは、常に動いて疲れている内臓を休めるために行うものです。
内臓を休めることで、細胞や器官のデトックス効果に加え、人間の身体に本来備わっている自然治癒のメカニズムを最も発揮させるチャンスでもあり、日頃のストレ スの緩和、腸内環境を整えてあげることにより思考もクリアになり集中力も高めてくれるメリットがあります。
このジュースクレンズ(ファスティング)を成功させるために重要となるポイントが「準備食」と「回復食」です。
1. 準備食とは
トレーニングをする前にストレッチを行い身体の準備を行うのと同様、まずは身体の中からジュースクレンズをする準備を行います。
私たちは毎日食べたものを消化して排泄していますが、ついつい食べすぎてしまったり、暴飲暴食が続くことにより胃腸が処理能力を超えてしまい、毒素が蓄積されていきます。
そこから出る毒素が身体を巡り、様々な病気や体調不良の原因となってしまうのです。
ジュースクレンズ(ファスティング)を始める前に自身の身体と向き合いより効果を実感できる腸内環境を整えることから始めていきましょう!
2. 回復食とは
ジュースクレンズ後の食事はデトックスを継続させるため、ジュースクレンズ中と同じくらいとても重要な期間です。
回復食期間は元の食事に戻すまでの期間であり、ジュースクレンズ゙中は固形物を一切摂らない為、胃の中はキレイで空っぽの状態です。
終わった直後に消化に負担になるものを食べてしまうと、内臓に大きな負担となり胃痛や嘔吐、胸焼け、頭痛を引き起こしてしまいます。
クレンズ明けの身体は吸収率が通常の倍以上あるといわれています。
吸収率が高く敏感な身体に毒素を入れてしまうと、 結果としてクレンズ前よりも体調が悪化してしまったり、リバウンドの原因となってしまいます。
クレンズ明けの身体には胃に負担かけず、吸収させたい良質な栄養素を摂取していきましょう!
3. 準備食・回復食の期間について
準備食・回復食期間の目安はジュースクレンズの日数と比例します。
まずはジュースクレンズを行う期間に合わせて、準備食・回復食のスケジュールを決めましょう。
例)3DAYSジュースクレンズを行う場合
準備食:3日間 → ジュースクレンズ:3日間 → 回復食:3日間
※より効果を感じたい方は、準備・回復食期間を3~6日間行うことをお勧めしています。
4. 食事のポイント
✔︎基本的に野菜中心の食事にします。(ローフード・マクロビ・ヴィーガンなどの食事を積極的に)
参考として「まごはやさしいわ」の「さ」を抜いた食事になります。
ま・・・豆腐、納豆、豆類
ご・・・ごま、生のナッツ(素焼きもok)
は・・・発酵食品(ぬか漬け、味噌、お酢、梅干し、麹料理)
や・・・野菜さ・・・魚 ※準備食・回復食ともに魚はNG
し・・・しいたけ、しめじ等のきのこ類
い・・・芋、穀物、そば
わ・・・わかめ、海藻類
基本的には、寝る4時間前までには夜ご飯は食べ終わりましょう。
特にジュースクレンズ開始前日の夜ご飯はなるべく20時前後には終わるようお願いします。
【控えていただきたいもの】
・肉や魚動
・乳製品、チーズ
・インスタント食品、コンビニ食
・ジャンクフード、ファストフード
・揚げ物
・白砂糖
・コーヒーや紅茶等のカフェイン・炭酸飲料、市販の加熱処理されたジュース
・マーガリン、ショートニングなど食品添加物
・白米・小麦(パスタ・パン・うどん)
・喫煙、アルコール
知らずしらずのうちに、普段から口にしてしまっているのもの多いかと思いますが、
コンビニやスーパーで購入の際も、成分表記の裏面をチェックしてみるのも良いかと思います。
5. 食べる順番に気をつけましょう
食べる順番は消化に関係しています。
消化が早いもの程、栄養を素早く吸収し始めます。
生の野菜や果物から先に食べ、加熱されているものはその後になります。
そうすることで多くの食物酵素を身体に取り込むことができ栄養の吸収が良くなり、排泄能力も高め、代謝が活性化します。
6. 水分を積極的にとりましょう
毎朝目覚めたら、コップ1杯のお水(常温or白湯)を飲み、1日1.5ℓ以上の水をこまめに摂取するように心がけましょう。※一度に大量に摂取しないこと
適度な水分補給は代謝をスムーズにし、デトックスに繋がると言われています。
起床後の1杯の水は身体を目覚めさせてくれ、胃腸の蠕動運動を促し、自然な便意が起きやすくなると言われています。
ジュースクレンズ中の水分補給はとても重要なポイントです。
デトックスや代謝酵素の活性化を促すためにも、新鮮な水を1日約2ℓ以上飲むことになりますので、準備期間中から飲む習慣を身につけましょう。
POINT:ノンカフェインのハーブティーやデトックスウォーターでもOK!!
【簡単に実施できる食事例】
- 2DAYジュースクレンズ -
◆1〜2日目(準備食期間)
朝食)生のフルーツやスムージー
昼食)生の野菜サラダ、キムチ納豆のせ冷奴、味噌汁(野菜スープ)
間食)干し芋やナッツ ※お腹が空いた場合
夕食)生の野菜サラダ、味噌汁(野菜スープ)
◆3〜4日目(ジュースクレンズ期間)
2ℓ以上のジュースクレンズとお水のみで2日間過ごします。
◆5〜6日目(回復食期間)
朝食)スッキリ大根 ※1
昼食)スムージー、生の野菜サラダ
間食)自家製アーモンドミルクやオーツミルク
夕食)生の野菜サラダ、味噌汁(野菜スープ※2)
※1・・・【スッキリ大根とは?】
回復食にお勧めなスッキリ大根。
スッキリ大根は別名「梅流し」とも言われるもので、
①梅湯を飲む→②煮た大根・きゅうり(リンゴ)を食べる→③大根を煮た煮汁に梅干しを潰し入れて飲む。
そして②③を繰り返し、便意を感じるまでしっかり茹で汁を飲み干します。
梅干しのクエン酸が洗浄、大根や生野菜の食物繊維が歯ブラシの様な働きをして、腸をきれいにお掃除してくれているという意識をしながら食べましょう!
※腸内にとどまる宿便を出すのには、48時間以上のジュースクレンズ(ファスティング後)を行ってから食べることをお勧めしています。
※2・・・【YES TOKYO オリジナルスープのご紹介】
YES TOKYOでは店頭販売・オンラインストアにて、準備食・回復食にお勧めなオリジナルスープを販売しています。
YES TOKYOオリジナルスープは添加物不使用・動物性食品不使用でVEGAN対応のスープとなっており、スーパーフードを使用した、栄養価が高く低カロリーなスープに仕上げております。
全てペースト状に仕上げておりますので、お好みで細かく切ったお野菜を入れたり、玄米を入れてリゾット風にしてお召し上がりいただくこともできます!
準備食や回復食期間に温かいヘルシーなスープを取り入れることで胃腸を温め、代謝・消化を促し、身体の冷えが気になる方にもお勧めです。
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7. まとめ
準備食や回復食期間は、ジュースクレンズを成功させる重要な期間であるとともに、食生活の見直しや変化が、自分自身の健康・美容に繋がります。
感覚が研ぎ澄まされ味覚が変化するため、自然とジュースクレンズ前の食事とは異なる選択をするようになる方が多くなります。
準備食・回復食をジュースクレンズと同じくらい丁寧に過ごすことにより、その効果を是非実感してください。
そして、日々の食生活をより良く改善し、健康的なライフスタイルを継続できるように取り戻した感覚を大切にしていきましょう!